晶子のお庭は虫づくし

モンシロチョウの観察日記3

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飼育方法

2001年6月19日(火)〜6月23日(土)

モンシロチョウ幼虫
6月19日(火) 6月23日(土)
お食事の後はしっかり糞がでます。色もキャベツの色で
とても薄い黄緑です。他のイモムシに比べるとちょっと
水ぽい感じです。
体長は1.7センチでした。。ウンチもしっかりきれいにつ
みあげています。

 

2001年6月26日(火)

モンシロチョウ幼虫 モンシロチョウ幼虫
6月26日(火)
体長は2センチです。
モンシロの幼虫の毛先で光っているものは、毛の分泌
液です。危険を感じたときに出すようです。6/19撮影

 

2001年6月27日(水)〜6月28日(木)

モンシロチョウ幼虫 モンシロチョウ前蛹
6月27日(水) 6月28日(木)
体長は2.5センチです。 飼育ケースの蓋に台座を作り糸かけを始めたちようで
す。

2001年6月29日(金)

モンシロチョウ幼虫 蛹になる準備を始めていたイモムシ3頭ともお腹から寄
生バチの幼虫が出てきました。幼虫はイモムシから出
てくるとすぐに繭を作りはじめました。

一口メモ
モンシロの幼虫に寄生する各種の寄生バチがいます。
アオムシコバチの成虫は、針状の産卵管で、幼虫の
体に卵を産みます。卵からかえったハチの幼虫達は
幼虫の体を食べつくして外に出てきます。

見た目には寄生されていることがわかりにくいのです
が、幼虫期間がとても長かったり、体色が薄いと感じる
時は要注意です。

2001年6月28日(木)

モンシロチョウ蛹 庭の小松菜で蛹になったモンシロチョウの蛹です。

腹面は接着物に相接し、側面からみればほぼ直線状、
背中線は顕著な稜となり中胸中線はやや平板状に背
方に膨出します。スジグロシロチョウやエゾスジグロシ
ロチョウに比べて背・腹面より見ると体は巾広く短太い
感じです。

羽化が近づいた日、蛹が透けて中の翅が見え始めた
と思ったらその翅の上を移動してあるく幼虫のようなも
が見えました。寄生のようですが、羽化直前に寄生して
いた幼虫が出てくることがあるのでしょうか。これから
先は怖くて見ることができませんでした。謎だけが残り
ました。

 

引用文献及び参考文献
原色日本蝶類幼虫大図鑑 VolT 保育社
原色日本蝶類生態図鑑(T) 保育社
原色日本蝶類図鑑 保育社
科学のアルバム モンシロチョウ あかね書房
観察の本2 黄色いモンシロチョウ 偕成社
モンシロチョウ ビデオジャポニカ
ファーブル写真昆虫記8 キャベツの青虫 岩崎書店
自然の観察事典 19 モンシロチョウ観察事典 偕成社
原色蝶類検索図鑑 北隆社 
蝶の自然史 北海道大学図書刊行会
日本産蝶類幼虫食餌便覧 遠藤 茂・仁平 勲 編著
日本産蝶類幼虫食草一覧 仁平 勲 編著
樹と生きる虫たち 誠文堂新光社
昆虫学大事典 朝倉書店
グリーンブックス 昆虫用語辞典 ニューサイエンス社

 

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