晶子のお庭は虫づくし

ナミアゲハの観察日記13

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アゲハの幼虫について(見分け方)  アゲハの蛹について1(羽化について) 2(蛹の寄生について)

飼育方法
2001年6月14日(火)から16日(土)
庭のユズにいたナミアゲハの終令幼虫がユズの木を離れて地面を歩いていました。蛹になる場所を探していたのでしょう。羽化が楽しみです。

6月14日前踊です。 6月15日色が変わってきました。
6月15日脱いだようです。 6月16日蛹が茶色くなりました。
脱いだ皮です。 蛹の腹端です。

枝についている腹端でオス、メスの区別がつくそうです。オスは先端が細く下の割れ目がはっきりしているそうです。そしてメスはその上にある突起が大きくその左右にあるしわがはっきりしてるそうのです。またメスのお腹は太いのでそれでも区別がつくみたいです。ではこの蛹はどっちでしょう。

突起の下のまるいしわがはっきり見え、ちょっと太めの蛹です。羽化した時にオス、メスの判別はお知らせします。 :6月30日羽化 14へ

 

蛹の羽化

夏の間は2週間くらいで蛹から羽化しますが、秋に蛹になったものは羽化せずに冬をこし、約5ヶ月間もの間蛹で過ごします。1日のうち13時間半以上の日照時間がある状態で蛹になったものは、気温が18度以上あれば羽化するようです。しかし13時間半以下で育った幼虫は休眠蛹といって長い間発生が進まないような蛹になるそうです。参考文献(小学館 花と昆虫)

秋に幼虫を飼育する場合はなるべく早めに暗くしてあげた方がいいかもしれません。我が家では寒い冬に羽化してしまった経験がありました。

万が一冬に羽化してましった場合
我が家では脱脂綿に砂糖水を含ませてあげていました。脱脂綿の他にもスポンジなどもいいみたいです。砂糖水はミネラルの多い黒砂糖がよいと思います。

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