晶子のお庭は虫づくし

ゴマダラチョウの飼育方法

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用意するもの
エノキ、目の細かい薄い布、植木鉢、落ち葉、ガーゼ、筆、飼育ケース、土

飼育方法
植樹のエノキは水揚げが悪いので、庭に小さな木を植えるか鉢植えにして準備してから飼育したほうがよいようです。

卵で採取した場合は、卵がついていた枝ごと持ち帰り枝先を斜めに切り、切り口を脱脂綿かティシュで包み、水を含ませてラップをしその上からもう一度銀紙で包んでください。

飼育ケースにティシュを敷き、そこに入れてください。孵化後はできたら植えてあるエノキに移してあげたほうがいいと思います。その時も筆を濡らしてそっと移動してあげてください。

エノキの木には小鳥やハチなどに狙われないように目の細かい薄い布で覆ってください。

11月初めくらいになるとエノキの根元に幼虫が降りてくるので、植木鉢に土を半分くらい入れてそこに幼虫を移動します。

その上に落ち葉をかけてガーゼでおおって日陰に置いておきます。

時々水をかけてあげてください。この時湿ら過ぎないように注意してください。

翌春、幼虫がはい回り始めたら袋かけしたエノキにとまらせてあげてください。

幼虫は新しい葉を食べて終齢幼虫になります。

脱皮直後の幼虫の体には触れないでください。

蛹化
体の色が深緑色から黄緑色に変わり、半透明になったら別の枝か鉢に袋をかけて蛹化する場所を作ります。

蛹になって2日くらい過ぎて蛹が固まったら蛹のついた枝ごと切り離し段ボール箱などにセロテープでとめます。

蛹を入れる段ボールの深さは20センチくらい必要です。 参考文献 原色ワイド図鑑 飼育T

 ほーむ

2011.4.30更新