晶子のお庭は虫づくし
キタテハの観察日記1 |
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タテハチョウ科>キタテハ
幼虫は食草の中に葉を裏面を内側にして周辺を吐糸でつづり合わせて巣を作り、その巣の中の天井に静止しています。終令幼虫は体長32ミリ内外に達し、頭部の地色は暗褐色、各節前半分には突起の基部を通る黄褐色状突起も大きく目立ちます。胴部は円筒形で棘状突起も目立ちます。棘状突起の配列はルリタテハと同様で計68本。胴部の地色は暗褐色、各節前半部は突起の基部を通る黄褐色条、各節後半部には同色の2〜3本の横線があります。気門は黒色、その周辺は白色。
成長越冬
食餌 カナムグラ、アサ、ホソバイラクサなどのアサ科植物 カラハナソウ(クワ科)
2003年8月22日(金) カナムグラの葉にいたキタテハの幼虫と卵です。
キタテハ終令幼虫 体長は2センチです。 | |
キタテハ卵 食草の葉に一個ずつ(主として葉表)、まれ に数卵を縦に重ねて産卵することもありま す。背の低いビール樽形、側面を縦走する 11本内外の隆起は顕著です。 |
キタテハ2令幼虫 体長7ミリ |
2003年8月23日(土)
中令幼虫が脱皮しました。
2003年8月25日(月)
8/12に撮影したキタテハの卵です。 | 19日に卵を見つけたもので、今日孵化しま した。 1令 |
参考文献及び引用文献
原色日本蝶類図鑑 保育社
原色日本蝶類生態図鑑(U) 保育社
原色日本蝶類幼虫大図鑑Vol.T 保育社
日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Tタテハチョウ科 東海大学出版会
図説 日本の蝶 ニューサイエンス社
原色蝶類検索図鑑 北隆館
2011.4.30更新